Last updated on December 8, 2015

ワタスゲ - 綿菅

Eriophorum vaginatum L. subsp. fauriei (E.G.Camus) A. et D.Löve

ワタスゲ全体像

湿原に揺れる白い綿毛でおなじみのワタスゲ

Canon EOS5D + EF300mm F4L IS USM
Ukishima Mire in July, 2013

ワタスゲ近影

この白い綿毛は花ではなく果実の状態なのです

Canon EOS20D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Shinsennuma Mire in July, 2009

ワタスゲ花

これがワタスゲの花…花期は早く雪解け直後なので意外と目立ちます

Canon EOS7D + EF300mm F4L IS USM + EF1.4xII
Sarobetsu Mire - Toyotomi Town in May, 2013

ワタスゲ花拡大

開花するとまず白い雌しべを伸ばします

Canon EOS5D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Bibai Mire in May, 2014

ワタスゲ花拡大

雌しべを伸ばした後に黄色い葯を持つ雄しべが登場

Canon EOS5D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Sarobetsu Mire - Toyotomi Town in May, 2013

ワタスゲ花拡大

小穂は一つで濃い灰色の鱗片があります

Canon EOS5D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Sarobetsu Mire - Toyotomi Town in May, 2013

ワタスゲ群生

およそ6月下旬から7月にかけて綿毛が目立ち始めます

Canon EOS20D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Shinsennuma Mire in July, 2009

ワタスゲ花拡大

刺針状の花被片が伸びて綿毛になるらしい

Canon EOS20D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Shinsennuma Mire in July, 2009

ワタスゲ生育環境

大きな株を作る傾向があるようです

Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Mt. Taisetsu - Numanohara Mire in August, 2015

ワタスゲ生育環境

アカエゾマツとワタスゲ…北海道の湿原における代表的な風景

Canon EOS20D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Shinsennuma Mire in July, 2009

ワタスゲ群生

タイミングが合えば一面綿毛だらけの湿原に遭遇できますよ

Canon EOS20D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Shinsennuma Mire in July, 2009

綿菅 - ワタスゲ

- カヤツリグサ科 ワタスゲ属 -

ワタスゲという和名の通り白い綿毛が湿原を飾ることで有名ですが、それは果実期の姿。
花期は雪解け直後の5月頃と早く、黄色い葯を出す時期には予想以上に目立っています。
同じく白い綿毛をつけるサギスゲは長い匐柄があり、小穂を数個つけるのが大きな違い。
大雪山系の湿原に産するエゾワタスゲは根茎が横に這い、株にならず点々と見られます。

【 参考文献 】

畔上能力・菱山忠三郎・西田尚道 (2013)『増補改訂新版 山に咲く花』門田裕一監修, pp.180-181, 山と渓谷社.

清水建美編著 (2014)『増補改訂新版 高山に咲く花』門田裕一監修, p.66, 山と渓谷社.

谷城勝弘 (2012)『カヤツリグサ科入門図鑑』p.198, 全国農村教育協会.

辻井達一・橘ヒサ子編著 (2009)『北海道の湿原と植物』p.98, 北海道大学出版会.

梅沢俊 (2009)『新版 北海道の高山植物』p.324, 北海道新聞社.

梅沢俊 (2012)『新 北海道の花』p.433, 北海道大学出版会.

「知床サイト The site of Shiretoko - 知床自然図鑑(植物編) ワタスゲ」[ http://www.shiretoko.org/05fieldguide/10plant/78180watasuge.html ] (参照2015-12-08).

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