Last updated on December 29, 2015

ミヤマラッキョウ - 深山辣韮

Allium splendens Willd. ex Schult. et Schult.f.

ミヤマラッキョウ全体像

山地の岩場では見かける機会の多いミヤマラッキョウ

Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Mt. Hakken in July, 2015

ミヤマラッキョウ全体像

海岸沿いの原生花園でも見られるという守備範囲の広さ

Canon EOS5D + TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Lake Saroma - Kitami City in July, 2010

ミヤマラッキョウ花拡大

花は半球形〜球形状の花序になり雄しべが花被片より少し飛び出ます

Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Mt. Hakken in July, 2015

ミヤマラッキョウ花拡大

花被片6枚&雄しべ6本…雄しべの基部両側に被針形の鱗片があるのですが見えるかな?

Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Mt. Hakken in July, 2015

ミヤマラッキョウ葉

葉が円筒形ではなくニラのように扁平なのは大きな特徴

Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Mt. Hakken in July, 2015

ミヤマラッキョウ果実

果実は蒴果です

Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Mt. Hakken in August, 2014

ミヤマラッキョウ果実&キアゲハ

すでに果実になっているのに蜜を吸おうとしていたキアゲハ

Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Mt. Hakken in August, 2014

ミヤマラッキョウ生育環境

地下にラッキョウのような鱗茎があるそうです

Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Mt. Hakken in July, 2015

深山辣韮 - ミヤマラッキョウ

- ヒガンバナ科 ネギ属 -

和名にミヤマと冠することから山で咲くイメージがありますが、海岸沿いの原生花園でも見られます。
花被片より長い雄しべ、その雄しべ基部両側にある鱗片、ニラのような扁平の葉などが大きな特徴。
アサツキは雄しべが花被片よりかなり短く、エゾネギの花被片は長さ1cm以上と明らかに大きい。
アポイ岳などに産するヒメエゾネギは全体が小さく、シロウマアサツキの雄しべは花被片とほぼ同長。
アサツキ、エゾネギ、ヒメエゾネギ、シロウマアサツキの葉は円筒形、ミヤマラッキョウの葉は扁平。
一見するとどれも同じに見えるネギ属ですが、各々の個性を捉えてしまえば見分けは難しくないかと。

【 参考文献 】

Hinoma, A. 2006. FLORA OF HOKKAIDO - Distribution Maps of Vascular Plants in HOKKAIDO, JAPAN.
[ http://www.hinoma.com/maps/plants/m5490.gif ] (accessed December 29, 2015).

清水建美編著 (2014)『増補改訂新版 高山に咲く花』門田裕一監修, p.48, 山と渓谷社.

梅沢俊 (2009)『新版 北海道の高山植物』p.297, 北海道新聞社.

梅沢俊 (2012)『新 北海道の花』p.283, 北海道大学出版会.

梅沢俊 (2014)『新版 北海道山の花図鑑 利尻島・礼文島』p.135, 北海道新聞社.

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