Last updated on December 26, 2015

マシケレイジンソウ - 増毛伶人草

Aconitum mashikense Kadota et Umezawa

マシケレイジンソウ全体像

増毛山地および樺戸山系の固有種マシケレイジンソウ

Canon EOS5D + EF50mm F1.4 USM
Mt. Kogane in June, 2013

マシケレイジンソウ近影

全体的な雰囲気はエゾノレイジンソウと変わりません

Canon EOS5D + EF50mm F1.4 USM
Mt. Kogane in June, 2013

マシケレイジンソウ蕾

めんこい蕾です

Canon EOS5D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Mt. Kogane in June, 2013

マシケレイジンソウ花便

最大の特徴は花便(花柄)に黄金色の開出毛があること

Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Mt. Kogane in June, 2013

マシケレイジンソウ花拡大

花弁の距は太く長いことも特徴ですが花を分解しないとわかりません

Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Mt. Kogane in June, 2013

マシケレイジンソウ花序

花は総状あるいは枝を分けて円錐状につきます

Canon EOS7D + EF100mm F2.8L MACRO IS USM
Mt. Kogane in June, 2013

マシケレイジンソウ生育環境

根出葉は腎円形で7〜9裂し裂片はさらに切れ込みます

Canon EOS5D + EF50mm F1.4 USM
Mt. Kogane in June, 2013

増毛伶人草 - マシケレイジンソウ

- キンポウゲ科 トリカブト属 -

環境省RL(2015) 絶滅危惧II類(VU)

外見はエゾノレイジンソウと変わらず…この仲間は花便をルーペで観察することをおすすめします。
北海道のレイジンソウ類は近年細分化され、このマシケレイジンソウも2001年に新種とされました。
日本海側の増毛山地および樺戸山系に分布する固有種で、花便に開出毛を持つことが最大の特徴です。
ちなみにエゾノレイジンソウの花便をルーペで見ると、屈毛がびっしり生えていることがわかります。
オシマレイジンソウも花便に開出毛を持ちますが、小苞が花便の中部以上につくことなどが特徴だとか。
北海道のレイジンソウ類(全部で8種あるとのこと)を全て見ることができる日は訪れるのだろうか…。

【 参考文献 】

門田裕一 (2012)「日本産トリカブト属(キンポウゲ科):レイジンソウ類とトリカブト類 野外調査で見えてきたトリカブト属の多様性」,『新しい植物分類学I』戸部博・田村実編, 日本植物分類学会監修, pp.60-69, 講談社.

門田裕一 (2015)『レッドデータプランツ 増補改訂新版』矢原徹一ほか監修, p.406, 山と渓谷社.

清水建美編著 (2014)『増補改訂新版 高山に咲く花』門田裕一監修, p.118, 山と渓谷社.

梅沢俊 (2009)『新版 北海道の高山植物』pp.240-241, 北海道新聞社.

梅沢俊 (2012)『新 北海道の花』p.364, 北海道大学出版会.

梅沢俊 (2012)『北の花名山ガイド』pp.114-117, 北海道新聞社.

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